たあログ

心も身体も健康でいたい、そんな人間の雑記

犬の皮膚アレルギーについて

こんにちは

 

私には皮膚アレルギー持ちの愛犬がいます

犬種はキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルで、現在13歳です。


今回は、皮膚アレルギーの薬(アポキル・サイトポイント・抗生物質)を治療してみて愛犬の様子がどうだったかをお話ししたいと思います。

 

もともと小さい頃から皮膚アレルギーの症状があったのですが、症状がひどくなり始めたのは8歳ごろからでした。


皮膚アレルギーについての知識がなかった私たち家族は近くの動物病院に行って薬をもらい、小さい頃から食べているドックフードをやっていました。


その病院では抗生物質を処方されました。

でも、愛犬の様子がおかしい…

薬が効いている間は皮膚をかかなくなるのですが、ずっと寝ていて、起きていても元気がなく、体がだるそうでした。

診察室でそのことを話しても抗生物質が入っているから仕方がないと言われ対処法がわかりませんでした。

私は愛犬のこんな姿を毎日見るのが嫌になりました。

なのでネットで皮膚アレルギーについて調べていると、皮膚アレルギーは抗生物質以外にも治療法があることを知りました。

そして偶然にも自宅から近くに皮膚アレルギーに詳しい動物病院があり、そちらに変えることにしました。


新しい病院では今までの経緯を話し、できるだけ愛犬に負担がない治療法にしてほしいとお願いしました。


するとまずはアレルギー検査をおすすめされました。

アレルギー検査は高額のため、本来はしなくてもいい検査みたいなのですが、それだけ悩まれているなら受けたほうがいいとおすすめされたので受けることにしました。


少し時間はかかりましたが獣医さんから検査結果が報告されました。

食べたら皮膚アレルギーに影響が出るもの、食べても皮膚アレルギーに影響がないものが数値化して出ていたり、

愛犬に合ったドックフードやおやつが書いてあったりして非常にためになる検査結果でした。


検査結果でおすすめされたドックフードのお試しを何個かいただき、家で与えました。

下痢がなく、食いつきがいいものを選びました。

13歳になった現在でも同じドックフードを与えています。


次に薬です。

来院した頃は皮膚の炎症があったため,炎症を抑えるため、しばらくは愛犬の体に合った量の抗生物質(ステロイド)を処方されました。


そして約2週間後、

アポキルという薬をおすすめされました。

アポキルは副作用が少なく、かゆみを抑えてくれる薬です。

1〜3年ぐらい続けて飲んでいたと思います。

しかしながらアポキルが効かなくなってしまいました。

高温多湿(主に春〜夏)で皮膚がひどくなり、毛が抜けてしまいました。


そして次にサイトポイントという薬をおすすめされました。

当時この薬の効果は効くわんちゃんと効かないわんちゃんが半々いるという研究結果で、強くは進められないけれどこういう治療もあるよと教えていただきました。

悩みましたが皮膚の悪化具合から家族と話し合い受けることにしました。

料金は1万円近くします。

皮膚に直接注射を打ちます。

効果は1回の注射につき1ヶ月もちました。(何回か打つことで効果がもうちょっと長いわんちゃんもいるみたいです)しかし開始から約1年で効かなくなってしまいました。

またまた皮膚が荒れまくってしまいました。


そして再びアポキルに切り替えることになりました。

するとあら不思議!

なくなった毛が生えて毛がふさふさになってきました。

かゆがらないし、かゆがっても少しだけで症状は良くなっていくばかりでした

サイトポイントの時は薬の効き目がなくなるにつれて異常にかいたり毛が抜けたりして抗生物質(ステロイド)を与えていたのですが、今回はそんなことはありませんでした。

高温多湿(主に春〜夏)で少し皮膚が荒れて週に1回ぐらい抗生物質を与えることはありましたが、その他は一切与えませんでした。

前にアポキルが効かなくなったのは体が慣れてしまったからだろうということでした。

なのでまた効かなくなる日が来るかもしれません…

ただ現状はアポキルで維持できそうです。


今まで皮膚アレルギーの薬を3つ使用して愛犬の様子からわかったことがあります。

抗生物質(ステロイド)

即効性があるけれど、副作用が強く長く飲めない

飲むとたまに便が黒い時がある(抗生物質(ステロイド)の影響胃腸が活発になって宿便が出ている可能性がある


・アポキル

8割かゆみに対し効果があり、いつでもやめることができる、副作用なし


・サイトポイント

6割皮膚アレルギーに効果があり、抗生物質とアポキルが効かなくなった時だけ使用がよさそう、注射での治療、料金が高い


わんちゃんの皮膚アレルギーは治らない病気なので一生付き合っていかなければいけません。

薬は症状を軽くさせるためのもので決して完治するための治療ではありません。

また、わんちゃんによって皮膚アレルギーのひどさも違います

体質も違えば、皮膚アレルギー以外に持病があって薬が使えないわんちゃんもいます

だからこそ愛犬の体を理解し、日常生活でケアできるところはケアしてあげることが必要になります

そして、獣医さんの協力のもと、できる限り体に負担がない治療法をしてあげたいと思いました

 

まだまだ謎が多い愛犬の皮膚アレルギーですが、愛犬と楽しい毎日を送ることを第一に過ごしていきたいと思います